夏を代表する野菜と言っても過言ではないのが、トウモロコシ。
キライな子供はいないのではないかとさえ思うほど、子供にも大人気です。
私は子供のころ、夜店の屋台の焼きトウモロコシが大好きでした。
醤油の焦げたニオイもたまりませんね。
トウモロコシのことなんて呼んでますか?
ところでトウモロコシのこと、なんて呼んでますか?
日本中の呼び方をざっとあげると、
きび、とうみぎ、とうむぎ、もろこし、とうなわ、こうらいきび、なんばん、なんば、まんまん など、地方によって独自の呼び名があるようです。
名前の由来は、ポルトガル人が持ち込んだことから、「南蛮」や舶来の意味を持つ「唐(とう)」が関係している呼び名が多いようです。
私は関西ですが、小さいころから「なんば」と呼んでいます。
先日近所のおじさんとの会話で「なんば」と言ったら、とても懐かしい呼び方だといたく感動されていたので、この呼び名はあまり使われなくなってきたのかもしれません。
ちなみに市場内では、「なんば」が標準語です。
おいしいトウモロコシの選び方
最近ではゴールデンウイーク前からハウス物が流通していますが、私は徳島産のトウモロコシが好きなので、やはり旬は6月下旬から7月かなっと思います。
それ以降は関西では、長野産や北海道産のものなどが流通してきます。
おいしいトウモロコシの選び方には諸説あるかもしれませんが、私の選び方を紹介します。
- 外皮の色が濃いもの
- 全体的に太いもの
- “ひげ”部分がさらさらヘア状態のものを選ばない
なんといってもまずは鮮度!
「湯がくための湯を沸かしてから収穫するべし!」といわれるほど、鮮度が命の野菜なのです。
鮮度がよいというだけで、香りも甘みも格段に違います。
鮮度が落ち古くなってくると、外皮の色が黄色っぽくなります。
鮮度落ちとともに水分が抜けてしまうので、皮を剥いてみると実が張っておらず凹みがあるかもしれません。こうなると、もうおいしくないです。
大きなサイズのほうがおすすめ!
トウモロコシにもサイズや規格がありますが、やはり「太いもの」「大きいもの」のほうが、粒も大きくおいしいと思います。
スーパーなどでは、小さいもののほうが1本あたりの販売単価を安くできるので、どうしても細くて小さいものが売られていますが、そのなかでも太いものを選んでみてください。
特に腰というかお尻というか、下の部分がパーンと張っているものがオススメです。
ひげの状態で糖度がわかる!
「トウモロコシのひげの本数=粒」というのはよく知られていますが、「ひげの状態で糖度がわかる」というのは、あまりしられていないかもしれません。
どうせなら甘いものが食べたくありませんか?
それなら、ひげチェックは重要です。
トウモロコシが熟してくると、ひげも枯れ、髪の毛を洗っていないレゲエおじさんお髪の毛のようになってきます。
糖度の多いトウモロコシなら、ひげが「べちゃべちゃ」「にちゃにちゃ」「こてこて」の状態となります。
なんとなく汚らしくて敬遠されそうですが、迷わずレゲエヘアを選んでください。
品種は「ゴールドラッシュ」がおすすめ!
トウモロコシも糖度の高いものを作るために品種改良がおこなわれています。
イチゴ同様、年々改良されているので、コレだ!と宣言はできないのですが、いまならゴールドラッシュがおすすめです。
生でも食べられるトウモロコシ?
昨年あたり「生でも食べられるトウモロコシ」が流行りました。
「ホワイトとうもろこし」は生でも食べられる!と、もてはやされました。
しかし、トウモロコシは鮮度が良ければ生食OK!です。
でも個人的には、ゆでて食べるのが一番おいしいと思います。
おいしいトウモロコシの食べ方を紹介しましたが、どんなに良いトウモロコシを選んでも、冷蔵庫で寝かしてしまうと鮮度が落ちて、おいしくなくなります。
とりあえず買ったらすぐに食べましょう!
本日のトウモロコシの相場は?
徳島産のゴールドラッシュかな?
とうもろこし 徳島 5kg箱 高値 1,728円 中値 1,080円
安いので、来週あたりにはスーパーで特売に並ぶかも。。。
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